【なにも出来なかったミラン、収穫はなし】セリエA 第4節 ミラン×インテル
まずなによりもコンテのいちばん凄いところは、短期間で所謂"コンテのチーム"をある程度まで完成させてしまうところ。それにプラスして、試合中の細かなポジショニングはピッチサイドから指示し出し続ける。コンテはただのパッションの人ではなく、戦術家にプラスでパッションを持つ稀代の名将。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
試合に関してはとにかくなにも出来なかった。そもそもコンテのインテル相手に勝つのはもちろん、試合を優位に進めるのも難しい、ということが前提としてあるけど、前半途中で4-3-1-2から4-3-3への変更があった時点で疑問だった。今季ここまでの数試合で、はじめて何がしたかったのかわからなかった。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
最初は2トップ+スソで3CBに対するサイド誘導(スソはブロゾビッチをケアしながら中央CBへとプレス)で、インテルはゴディンが強引に前へ運ぶか、バレッラの飛び出しと剥がしの技術でボールを進めるか、という攻防だったが、スソとピョンテクの守備の役割を変えてからとにかくやられ放題だった。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
4-3-3に変更してからはたまに気まぐれで戻ることはあったが、守備体系が4-3-0-3の攻守分業になった。こんなことをしていたらインテルに勝てなかったどころの話ではない。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
ジャンパオロがシステムを4-3-1-2にしているのはそのゲームモデルの再現性が最も高くなるシステムだからであって、システム単体でどうこうという話ではない。グアルディオラが4-3-3を採用しようが、4-1-4-1にしようが、4-2-3-1にしようが、グアルディオラのチームは"グアルディオラのチーム"だ。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
ただジャンパオロは守備において4-3-1-2維持による中央封鎖とサイド誘導を採用していて、純粋な4-3-3にすると守備体系を変える必要が出てくる。ヴェローナ戦は退場者が出たうえでの4-3-3だったのでイレギュラーな面があったが、インテル戦での4-3-3は守備構造がめちゃくちゃで何も仕込めてなかった。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
それを承知の上でまだ0-0の前半途中の時点で4-3-3に変更したのだろうか。おそらく、スソをワイドに開かせてチャルハノールに中央のスペースを攻略して欲しかったのだろうが、攻守のバランスを考えるとめちゃくちゃだ。スソ、レオン、ピョンテクはメッシ、ネイマール、スアレスではない。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
ジャンパオロが4-3-3で自身のゲームモデルを再現できるというプランがハッキリとあるならいいが、少しでも不安があるのであれば、それが亜種であっても4-3-1-2に固定してスソを活かす方向で行ってほしい。もちろんスソを外すという選択肢も頭に入れながら。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
バレッラは化け物だ
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日
そんなわけでミランについては特に書くこともなかったダービーだったので、これらのツイートをマッチレポとする。
— k (@calciostyleoe) 2019年9月26日