モンテッラ記者会見
「クラブは経験豊富な選手と若手選手の両方を獲得していて、移籍市場で並外れた仕事をしています。多くの選手は国外リーグから移籍してきたので、適応するのに時間はかかるでしょうが、私は自信があります。正直そんなにプレッシャーは感じていません。強い選手を育てるのは簡単です。」
「論理的に多くの変更を加えましたが、堅実なグループを作るには忍耐力が必要です。セリエAにはユベントスやナポリ、ローマといった既に完成されたチームがいます。」
「ボヌッチはワールドクラスの選手です。テクニックの面では彼とセルヒオ・ラモスが世界最高でしょう。ボヌッチと一緒に仕事をするのは私の夢なので、ミラベッリとファッソーネには感謝しています。私の中には何人かのキャプテン候補がいますが、この問題に関してクラブとアイデアを交換するつもりです。」
「我々の目標はチャンピオンズリーグ圏内に入ることです。繰り返しますが、我々ははやくチームになる必要があり、元々のチームにボヌッチとビリアがやってくることで、より素晴らしいシーズンを送れるでしょう。」
「チャルハノールは様々な役割を担うことのできる創造的な選手です。3人のミッドフィルダーの1人でも、トレクァルティスタとしてもプレーできます。」
「(EL予選について)初戦がアウェイというのは良いものではありません。チームの形を作り、可能な限り最高のラインナップで臨まなければいけません。」
ミランの補強は続く
ボヌッチとビリア獲得を決めたミラン(ビリアの公式発表はやく)は、主な補強ポイントとして残っているのはストライカーのみになりました。獲得候補は何度も報道されている通り、カリニッチ、オーバメヤン、ベロッティの誰かだと思います。ここにきてモラタの噂が少しだけ出ていますが、プレミア移籍が叶わなかったからといって、もう高額な移籍金で獲得する選手ではありません。果たして誰が来るのでしょうか。ストライカー以外にもちらほらと噂が出ているのでまとめます。ちなみにボヌッチという予想外の出費があったので、ウイング獲得などを諦め、フォーメーションの変更がされるかもしれません。
・ベロッティ獲得を目指す
ミランはベロッティ獲得を諦めていませんでした。ミランは4500万€+パレッタ+ニアンという"適正価格よりも良いオファー"を提示。ミランはパレッタに500万€、ニアンに2000万€の価値があると考えています。しかし、やはりカイロ会長の要求は高く8000万€+2人の選手を求めています。ミランは6000万€+2人の選手というオファーまで上げるかもしれません。さすがに6000万€だけならまだしも、そこに2人の選手をつけるとなると、やはり明らかに高額です。候補に挙がっている中ではいちばんミランのストライカーに相応しい選手なので、どうにか適正価格に近い金額で獲得してほしいです。
・オーバメヤンは?
ミランは中国ツアーでドルトムントと対戦することもあって、その場で交渉が行われるのではないかと報道されています。しかし移籍金6000万€以上、年俸1000万€以上を求めてきている時点で交渉する必要はありません。時間の無駄です。個人的な話ですが、チェルシーサポの友人とオーバメヤンを譲り合っているくらいには、他のチームにとっても明らかに高額な選手でそこまでの価値がないと思われています。つい先ほどの浦和戦、コンディション等を考慮しても最低なプレーでした。
・カリニッチの悲壮感
ぼくの大好きなカリニッチですが、ミランは2000万€以上出す気がなく、フィオレンティーナは2700〜3000万€以下を受け付けていません。交渉はやはり難しいままです。
さすがにカリニッチの悲壮感(マイ流行語)が凄すぎて、ミランとは関係なくどんどん好きになっていってます。ここ最近こそカリニッチを求めるミラニスタが増えてきましたが、数ヶ月前はほんとうに皆無でした。幼少期からミラニスタであるにも関わらず、実力がまったく評価されず要らないと言われ続けていました。それでも僕はカリニッチを推し続け「もし獲得できたら今夏いちばんテンション上がる補強になるぞ!ユニフォーム買うぞ!」と言ってきたのですが、そのポジションさえもボヌッチに取られてしまいました。さらにフィオレンティーナのキャンプを家庭の事情により離脱。ミラン移籍への駆け引きかもしれませんが、報道によると家族の病気や盗みに入られたというようなことまで言われています。これでミランがベロッティを獲得したら、さすがにカリニッチの幸薄感がとんでもないことになります…。それとミランとの話は別なので、だからどうってことはないのですが、個人的にはこういう選手は応援したくなってしまいますね…。
・レナト・サンチェス獲得?
ポルトガルのメディアによると、ミランはバイエルンのレナト・サンチェス獲得に向けてオファーを準備しているそうです。まず700万€で2年間のローン、買取オプションに4000万€がつくオファーを提示するそうです。現時点で報道してるのがポルトガルのメディアだけなので信憑性は低いのですが、今夏のミランだとわかりませんね。正直そこまで必要な補強ではありません。将来のスター候補生ではあるものの、バイエルン1年目は試合に出れず、ミランは同じポジションにケシエを獲得しています。買取義務でないのでそこまで強く否定することもないのですが、いまお金をかける必要があるかと言えば優先順位は低いと思います。
追記:記事を書いている途中でSkyがミランはレナト・サンチェスに興味があると報道しました…。
・帰れ
ユベントスがロカテッリに興味を持っているとSkyが報道しています。ボヌッチ交渉でなにかあったのかもしれませんが、絶対に放出してはいけません。彼はミランで幸せなはずです。これ以上、生え抜き選手でごちゃごちゃしないでください。
中国ツアーでドルトムントと試合をしますが、ヘタにオーバメヤンが活躍しないことを祈ります。
ボヌッチ獲得合意!
ミランはボヌッチ獲得でユベントスと合意に達したことを発表しました。メディカルチェック後、正式に5年の契約を結ぶことになります。移籍金は4000万€+200万€のボーナスとの報道があります。そしてボヌッチはミランでキャプテンになるそうです。ようやくイタリアのスター選手がミランにきましたね。これまでの大型補強はそれなりに冷静になることを心掛けてきたのですが、今回はちょっと冷静になれないというか、まだなりたくないですね。いまのミランは選手にとっては間違いなく、欧州でもっとも魅力的なクラブだと思います。ボヌッチが移籍したという事実はボヌッチという戦力的な意味だけでなく、大きな意味を持ちそうです。ミランのレジェンドだったピルロにすっかり"ユベントスの選手"というイメージが付いたように、ボヌッチもキャプテンとして"ミランの選手"として記憶されてほしいですね。ボヌッチ、ミランではたまにあるポカはいらないぞ!
ミラン、最高すぎない?
ミラン、中国ツアーへ出発
ミランはドルトムント、バイエルンとの親善試合を含む中国ツアーへと出発しました。この最高にポジティブなムードのまま、しっかりとコンディションを上げていってほしいですね。それと、これからのビジネス的にも中国人に新生ミランをアピールしていきたいですね。
ヨーロッパ・リーグ予選の対戦相手が決まりました。チーム自体はまったく知らないのですが、油断せずにしっかりと突破してほしいですね。
ベルトラッチがジェノアの練習場に到着しました。ジェノア移籍は秒読みです。
現在ビリアがカーサ・ミランへと向かっており、ファッソーネ、ボヌッチとのディナーが待っているそうです。ボヌッチに関しては完全に公式待ち状態です。はやく!はやく!
ボヌッチとビリア両獲りへ
・ボヌッチ
ミランはボヌッチ移籍に関して、あとはクラブ間合意を残すだけとなっています。移籍金は4000万€になり、今日明日にも決まる予定で、中国ツアーに参加させるつもり。興奮冷めやらぬままです。世界最高CBのボヌッチがミランに移籍してくるかもしれないの、ほんとに頭が追いついてない感じです。めちゃめちゃ大好きな選手ですし、ちょっとわけがわからないですね。ロマニョーリもようやくお手本となる選手の隣でプレーすることができそうですね。公式発表を待つばかりです。個人的にミラニスタになっていちばん興奮する補強になりそうです。
ユベントスとしても想定外の移籍だったのではないでしょうか。ミランもそうですが、チーム内でモチベーションを失った選手を素直に移籍させてあげるのはさすがだと思います。アウベスも移籍してボヌッチもいなくなると、ユベントスも世代交代をはやめるかもしれませんね。さすがに今シーズンはCL優勝を狙いにいくチームではないような気がします。そして7連覇を阻止するのに、他チームにとっては絶好のチャンスだと思います。またセリエAが面白くなりそうです。
・ビリア
獲得失敗に終わったと思われていたビリアですが、ディマルツィオによるとミラン移籍が完了したそうです。移籍金はボーナス含め2000万€という報道が多く、年俸は350万€程度になりそうです。今日にもメディカルチェックを受けるらしく、ボヌッチとのダブル獲得発表に期待してしまいます。ようやくビリアも獲得できそうですね。ボヌッチという予定外の補強があったことで、またフォーメーションがどうなるかわからなくなってきましたが、ビリア獲得はかなりいい補強になりそうです。
・ラパドゥーラ
ラパドゥーラのジェノア移籍が合意に達したようです。200万€でのローンと1100万€の買取義務付きという形での移籍となります。結局ラパドゥーラのプレーを見たのは昨シーズンだけとなりましたが、その印象は強く残っています。ジェノアでの活躍も期待しています。ありがとう、ラパドゥーラ。
・デ・シリオ
ボヌッチの交渉とは別ですが、デ・シリオのユベントスも近づいています。そろそろ僕も心の準備をしておかないといけません。いちばん好きな選手が移籍してしまうのはとてもつらいですが、ぜひユベントスで活躍してほしいですし、イタリア代表にも選出され続けてほしいです。
ミランの補強は終わりが見えません。ボヌッチとビリアを獲得したあと、さらにストライカー獲得を狙いにいきます。カリニッチとオーバメヤン、そこにベロッティも候補リストに入っています。カリニッチは家庭の事情でキャンプから離れ、オーバメヤンは中国移籍が無くなり、ベロッティには再びオファーを出すなど、いまだに誰を獲得するのかわかりませんが、誰がきても素晴らしいチームになることは間違いありません。さすがにここまで補強すると優勝を期待してしまうのですが、まだ寄せ集めた段階ですし、とりあえずは優勝争いに加われるようなシーズンにしてもらいたいですね。
ミランが本来いるべき位置に戻ります。ほんとうに、ほんとうに楽しみだ!