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バッカについて

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先日のエンポリ戦、怪我でメンバーリストから外れていたバッカがチームメイトが試合をしているのと同時刻にセビージャの試合を観戦していたのが話題になりました。もともと、途中交代させられるとあからさまに不機嫌になり、モンテッラ監督との確執も噂されていただけに、メディアは一斉に移籍報道。冬にセビージャ、もしくはPSGへの移籍が噂されます。代理人は「バッカはミランのことを気に入っているしミランに残るよ」と噂を否定。果たしてどうなることやら…。

 

ミラニスタの中でバッカ不要論が出ているのでそこについて考えてみる。

もともとシーズン前、僕もバッカは売った方がいいのではないかと考えていた。昨シーズンに3000万€で移籍してきて、チーム内得点王。成績だけでみると、文句なし。結果は出しています。ただ、今シーズン前にクラブ売却が遅れたことによって移籍資金がまったくない状態にあったミラン。同じFWでセリエB得点王のラパドゥーラが加入したこと、他にCBやサイドの選手の獲得を目指していたこと、バッカもCL出場を望み、そもそも得点以外での貢献がそこまでできていないバッカ、様々な理由からバッカを他のクラブに売り、手に入れた資金で別のポジションを補強したほうがミランの為なのでは…?そう思っていました。

それがいざ開幕してみると、初戦でトリプレッタ。みんな一気に手のひら返し。これは悪い意味じゃなくて、サッカーの世界ではもう頻繁に起こること。やっぱりバッカは売らなくてよかった!!!みんなそう思いました。しかし、その後思うように得点が入らず(重要な場面、例えばサンプドリア戦で点を取ってくれたのはすごいけど)やはり今シーズンも得点以外では試合から消えることもしばしば。そんな中、パレルモ戦、エンポリ戦でラパドゥーラが活躍。得点以外での貢献度も高いラパドゥーラの台頭はバッカにとって焦らなければいけないはず。だが、セビージャの試合を観戦しにいっていたことでミラニスタの心はラパドゥーラに。

(ものすごく細かい話をするとチームメイトが得点したときに、自分のことのように喜ぶ選手がめちゃめちゃに好きでラパドゥーラはいつも手をあげてチームメイトに駆け寄って喜んでいます。バッカも普段はそうなのですが、たまに、例えばインテル戦はスソがゴールを決めたあと少し経ってから駆け寄っていきました。ほんとうにクラブが好きな人たちはそういう選手の細かい行動ひとつひとつ見ているのです)

 

ではほんとうに冬にバッカを売却したほうがいいのでしょうか?

僕の答えはノーです。少なくとも今シーズンは残すべきです。現時点ではまだラパドゥーラがいいのか、バッカがいいのか、わかりません。ただラパドゥーラはバッカの存在があることによってスタメン定着に燃えています。そしてもちろんバッカの能力もこれから長いシーズン必要になってくるはず。不満分子となることを危惧する人もいるでしょうが、(おそらく)モンテッラなら大丈夫だと思います。来シーズン以降に売却することになれば得られる移籍金も多少下がりますが、それでも冬に売ってそこで得た資金を使うよりは、いまのチームのまま戦うべきでしょう。「ミランのサッカーは面白くない、たまたま勝っているだけ」と言う人がたくさんいますが、僕はすごくいいサッカーをしていると思うし、シーズン前に口を酸っぱくして言っていた「モンテッラは有能だからみんな信じてくれ。今シーズンは楽しみだぞ。」という言葉をもう一度言わせていただきたいと思います。

 

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ロッソ・ネリが再び世界一になる日がくるように…。