デ・シリオ、別れの言葉

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「今の気持ちを表現するのは難しい…。僕は16年間通いつづけた、もはや我が家のようなクラブから去ります。今日は僕の心にずっと残り続ける感情を持つ、重要な日となりました。ミランのシャツを着る機会を与えてくれた人たちに感謝したいです。ベルルスコーニ、ガッリアーニ、チームメイト、あらゆるスタッフに感謝しています。僕は本当にミランを我が家のように感じていました。そして僕を支えてくれたファンの方たちにも感謝しています。僕は常に最大の努力をして、ふさわしい振る舞いをしてきたつもりです。そして、新しい冒険に挑戦する時がやってきました。僕はユベントスに移籍できて満足しています。新しい仲間、新しいクラブ、新しいファンの方たちから信頼を勝ち取るために全力を尽くします。新たなスタートが待ちきれないよ!」

 

最後までミランへの愛情を示してくれました。僕はずっと応援しています。

Forza De Sciglio!!!

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ファッソーネとミラベッリのインタビュー

・ファッソーネ

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「(ミランが買収されてから)100日間でやってきたことは、簡単にできることではありません。私は1日20時間働いて少し疲れていますが、時間は流れていきます。」

「移籍市場? まだ終わっていませんが、ここからは急がずにいきます。すでに優れた選手たちが揃っており、我々はとても良いチームです。我々はすべての交渉が正しい価格で行われたと信じています。我々は新しいメディア戦略を進める上で、まずSNSによってファンに直接情報を伝えてきました。シーズンチケットは最初の4日間で5000枚も売れており、私は幸せと情熱を感じています。」

モンテッラ?彼はいつ誰にでも平静を保っていられる素晴らしい人格者です。我々は革命的な移籍市場を過ごしていますが、これからはもう少し慎重にいきます。ストライカー補強はカリニッチやベロッティ、オーバメヤンなどの名前が挙がっていますが、別の人物"ミスターX"がいるかもしれませんよ。」

「エリオットファンド?もちろんリスクは常に存在しますが、債務は簡単に借り換えられる可能性があります。また株主総会では長期的な増資を審議しており、我々は落ち着いています。」

「ビジネス目標?我々には非常に多くの潜在的なファンが存在しています。子会社であるミラン・チャイナはまもなくはじまる予定です。我々の5年計画では年間売上高2億€から年間4〜5億€になると見込んでいます。スタジアム収入やチャンピオンズリーグ出場、テレビ放映権料、中国での商業収入が重要になってきます。」

「2022年にはミランを世界トップ5のクラブにしたいと思っています。次のニュースは、トップレベルのスポンサーシップ発表でしょうね。我々のプロジェクトのおかげで、多くの企業が関心を持ってくれています。18/19年には中国の株式市場に上場する可能性が高いと思います。」

追記:年間売上高が200万€とかになっていましたが、2億€の間違いだったので訂正しました。200万€とか少なすぎて破産するわ…。

 

 

・ミラベッリ

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ミランで100日間働きましたが、いまだになにが起こったのかわかっていません。」

「私は革命的なスカウトシステムを使って、世界中の選手たちを見てきました。私が"マーケットキング"?私はひとりで仕事をしているわけではないので、その呼び方は好きではありません。それに我々はまだ仕事を完了させていません。我々の仕事は9月1日を過ぎても終わりません。モンテッラは素晴らしい監督ですが、魔法使いではありません。我々は彼をサポートしなければいけません。チームは若く、ボヌッチやビリアのようなリーダーのおかげで時間と共に成長していくでしょう。」

「ストライカーを探しているのは事実ですが、急いではいません。正しい選手を獲得します。ベロッティ?我々は偉大な選手を獲得したいと考えており、彼はその1人ですが、すべてが私たちの思い通りになんでも上手くいくわけではありません。カリニッチ?多くのメディアでカリニッチは2番目の選択とされていますが、我々は順番をつけていません。我々にとってはすべてファーストチョイスであって、そこに技術的または財政的な話を絡めて考えなくてはいけません。ベロッティもカリニッチも偉大な選手ですが、年齢だけが違いますね。レナト・サンチェス?私はベンフィカの頃からよく知っています。彼は偉大な選手で、我々はバイエルンと素晴らしい関係を築いています。私たちはいま、なにをしなければいけないかという評価段階ですが、獲得に動く可能性は排除しません。」

「我々は絶対にドンナルンマを失うわけにはいきませんでした。我々は彼や彼の家族とも話し合いをしました。彼らはミランから離れることを望んでおらず、契約延長にも疑問を持っていません。この交渉において、世界で最も重要であり最高の代理人の1人とも会談を行いました。契約解除条項は関係ありません。ドンナルンマがミランゴールキーパーだということが、なによりも大切です。彼はミランにとって重要な価値を持つ選手ですからね。今後もずっとミランでプレーしてもらうのが目標です。今回の交渉は映画を作らなければいけないほど大変なものでした。メディアが必要以上に大騒ぎしたため、私は飛行機に乗ると嘘をついて車で長い時間をかけて移動しなければいけませんでした。ドンナルンマには様々なオファーが届きましたが、彼はそれらをすべて拒絶してミランに残ることを選びました。これはドンナルンマがミランを愛しているからこその選択ですし、ファンにはそのことを認識してもらいたいです。」

ようこそ、ボヌッチ!

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デ・シリオの売却待ちだったボヌッチ獲得がようやく公式発表されました。移籍金は4000万€+200万€のボーナスを3年分割払いです。素晴らしい交渉でしたね。ボヌッチはチームを別のレベルにしてくれる選手です。ほんとうにまさかまさかの補強ですね。すでにチームに合流しており、バイエルン戦の出場が期待されます。ユニフォームも似合っているし、ぜひミランでタイトルを獲得してもらいたいですね!

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ボヌッチ獲得は大きな反響があり、身近なところだとチェルシーサポの友人が「来シーズンは絶対にミランの試合みる」と言ってくれたり、このブログのアクセス数も、ボヌッチを獲得した日は普段の倍くらいありました。そしてコメント欄でもミラニスタの熱狂っぷりが感じられて、正直感動してしまいました。もともと個人的な記録用として、ひとりで細々とやっていたブログですが、その頃では考えられないほどアクセスしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。問題は山積みですが、今シーズンからミランにとって素晴らしい時代を築いていってほしいですね。

Forza Milan!!

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さようなら、デ・シリオ

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デ・シリオユベントスへの移籍が公式発表されました。移籍金は1200万€+50万€のボーナスを3年分割という形です。本当に大好きな選手でした。ここ数年のチームの不甲斐なさ、デ・シリオ自身のパフォーマンス、サポーターとの対立など、移籍するのは仕方ない段階まできていました。僕にとってデ・シリオはアイドルだったし、いつでもあったかく見守ってきたつもりです。

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アッレグリユベントスでほんとうに頑張ってほしいし、もう一度代表のスタメンでミランの選手たちとプレーする姿がみたいな

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今までありがとう。さようなら、デ・シリオ

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ベロッティ獲得へと近づく

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オーバメヤンドルトムント残留が濃厚となり、モラタは移籍金が9000万€とされるいま、ミランはエースストライカー候補としてベロッティを最優先で狙います。ミランの最初のオファーは4000〜4500万€+ニアンとパレッタでしたが、トリノ側は8000万€+選手を要求。ただベロッティはすでにミランと個人合意している可能性が高く、6000万€+選手で交渉が成立するだろうとの報道がありました。これは良いニュースですね。ミランとしては6000万€からの値下げを試みるでしょうが、ベロッティ本人が移籍を希望したと考えると交渉成立は以前よりもはるかに近くなったのではないでしょうか。ベロッティまでもミランに来るとなれば、これはもう革命ですね。

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候補リストでベロッティの次に名前があるのは、カリニッチです。ミランはオファー額を上げることで簡単に獲得できるので、もしものことがあればカリニッチ獲得へと動きます。ミラン移籍が叶わなかったらカリニッチはどうするのでしょうか。

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ミランはさらにフルミネンセ所属の20歳のストライカー、リチャーリソン獲得に興味を持っているらしいです。これに関しては将来のためと報道がありますが、23歳のベロッティ(獲得したら)、21歳のアンドレ・シウバ、19歳のクトローネがいて、まだ将来を見据えているのでしょうか。それとも2トップへの布石?ちょっとわかりません。

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"その時"が近づいてきました。すでにイタリアへと帰国して、これからメディカルチェックを受ける予定です。ハンカチの準備をしておかなければなりません。反デ・シリオ派の人たちは、どうか黙っててください。

ドルトムント戦の感想

・前半

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4-3-3で中盤の底にはケシエが入った。ルガーノ戦でも見られたように、ケシエがインサイドハーフとして通用することは十分わかっているので、アンカーで試したと考えられる。何本かパスミスはあったが全体的に繋ぐ意識が見られ、ディフェンス時も良いタイミングのプレスと味方のカバーを積極的にこなしていた。つまり一応アンカーでもプレーできることを示したが、前半は持ち味の縦への推進力は出せず。適正ポジションはやはりインサイドハーフだろう。マウリはポジショニングの悪さが目立つ。ボナベントゥーラはそれほどボール関与がなかった。

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ボリーニとニアンは途中からサイドを変えてプレーしていた。一応どちらのサイドもできる選手なので、それぞれのサイドでのプレーを試した。ボリーニは左サイドではほとんどボールに触れる機会がなかった。右サイドでは豊富な運動量と守備意識、シンプルなパスでそれなりにプレーできることを示した。スーパーな選手ではないが、ある程度の仕事ができる控え選手になれそう。ニアンに関しては最低なプレー。昨シーズンのトリノ戦以降完全に信頼がないので、やる気がないならはやめに移籍してほしい。

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バッカはシーズン中よりも動いていた感がある。だが、やはり違いをつくれる選手でもなければチームに多くをもたらすことのできる選手でもない。それほど悪かったわけではないが、移籍金が得られるのであれば放出はやむなしといった感じ。

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ロドリゲスはデンベレのスピードに手を焼いていたディフェンス面は平均的なプレー。右足でのサイドチェンジや鋭い縦パス、落ち着いたポゼッションなどオフェンス面での良いプレーが目立った。パレッタは相変わらず。サパタはそこそこ良かった。アバーテは昨シーズンの良かった頃のプレーからは程遠く、集中力もなかった。ストラーリは最初の失点は防いでほしかったし、ビルドアップが不安。

 

・後半

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チャルハノールは素晴らしかった。インサイドハーフとしてもウイングとしてもクオリティの高いプレーができる。しかも意外と守備意識があってハードワークしてくれる。ボナベントゥーラとロドリゲスとチャルハノール、ソサとアントネッリとチャルハノール、どちらの組み合わせもワクワクさせてくれた。ボナベントゥーラのウイングよりも中に入っていく意識が強いから、オーバーラップしたサイドバックを使う回数が多い。とても楽しみな選手。

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ムサッキオもとにかく素晴らしかった。ディフェンス陣に一気に安定をもたらして、ビルドアップもそつなくこなす。安心して見ていられる選手。ゴメスは右サイドバックでプレーしたが、シーズン中に見ることはないだろう。

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クトローネは大型補強をしたミランにおいてもチャンスを掴むぞという意気込みが伝わってきて好印象。シュートこそ決めてほしかったが、このままアピールを続ければチャンスを貰える可能性が高い。後半のケシエはソサが入ったことによって、ビルドアップをソサに任せられるからより良いプレーを見せた。ソサはインサイドハーフとして良いプレーをしていたし、確実に残すべき選手。ガッビアとザネッラートは短すぎる出場時間の中でそれぞれ見せ場を作ったのは大きい。

 

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試合には負けたが親善試合だから別に構わない。それよりもいろんな選手を試せたのが大きい。次のバイエルン戦ではさらに新戦力が加わるだろうから、モンテッラにはまたいろいろと試してほしい。それが親善試合の醍醐味でもあるし。

ICC ミラン - ドルトムント

ICCなんて言っても試合自体は親善試合だから怪我はしないでね。ボナベントゥーラを見られるのが嬉しい。

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前半16分、シャヒンのゴールでドルトムント先制

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前半20分、パレッタが与えたPKをオーバメヤン

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前半24分、バッカのゴール

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後半17分、再びオーバメヤン

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試合終了。ミラン 1 - 3 ドルトムント

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ミラン相手に2点を決めてなお、要らないと思わせてくれたオーバメヤン

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いろいろと見れて面白かったし時間あったら、もう少し詳しくまとめたいな。とりあえず新戦力、最高です。次はバイエルン戦。さらに新戦力たちが合流します。楽しみ。

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