ミラン、ガットゥーゾ監督辞任

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ミランガットゥーゾ監督は辞任を正式に発表しました。ミランは新監督の選定する必要があります。日替わりで報道されているのでアレですが、今日はシモーネ・インザーギ、ジャンパオロ、デ・ゼルビあたりが候補となっています。

 

さて、ガットゥーゾ監督の退任はある程度わかっていたこと。正直に言えば今季の成績は失敗。怪我人の多さもあって毎週のようにシステムが変わったり、試合中の盤面整理が出来なかったりと思い出せば色々あって、毎週試合を観るのが苦痛で仕方ないシーズンでした。昨季のアーセナル戦あたりで感じたのは4-3-3(守備時は4-5ブロック)のゾーナル守備+サイドチェンジアタックからの発展がないのではないか?ということでしたが、今季はそれすらもブレてしまった。チャンピオンズリーグへの復帰はミランにとってあらゆる意味で重要なミッションでした。今季、それを逃したのはやはり大きい。

 

それでも、選手の質の違いなどもあれど、アッレグリ退任以降のミランでは唯一の戦える集団を作り上げたのも事実。昨季の立て直しも見事で、あの4-3-3を継続して、そして発展させることができたなら…。

 

采配への不満などとは関係なく、大好きな人物がミランを去るというのはやはり悲しいですし、なにかすごく悔しい。ただ、これを望んでいたのもやはり事実。結局カンポスミランには来ず、コンテはインテルへ、ガスペリーニとジャルディムは残留、シモーネやサッリはユベントスの可能性もあり、後任候補として挙がる名前が日に日にスケールダウンしていっているのが本当に不安なのですが、ここは勝負どころ。ユベントス待ちのような状況ですが、なんとしても、未来に、今に、希望が持てる監督を。