シーズンを振り返る時間すら与えてくれない

ミランUEFAからSA申請を却下された。処分内容は6月に通達される。

 

昨夏から懸念していた、恐れていた事態になりました。個人的に今季はかなりショックな一年だったと述べましたが、それは昨夏から始まった大々的なプロジェクトがモンテッラ解任の時点でほぼ失敗となったからです。もともとこのプロジェクトは綱渡り的な部分があり、長期的視点にたったものではなく短期的なもので、一年の失敗が直接プロジェクトの失敗に繋がるものでした。そして、見事に最初の一年で失敗に終わりました。

もちろんヨンホン・リー会長の不透明性、ファッソーネの楽観的な見通しなどが直接的な原因(たとえCL圏内に入れていたとしてもUEFAの却下理由的にどうなったかわからない)です。そして前ベルルスコーニ体制にも原因はあります。今後ミランが経営陣含めどうなっていくかわかりません。とにかく、この短期プロジェクトはズタボロに失敗に終わったのです。ミラン復権を信じてきた一年でしたが、またお先真っ暗という感じでしょうか。

何人かの選手の獲得の噂がありましたが、これらもすべてストップとなります。6月中頃まで身動きが取れそうにないです。大幅に出遅れることになりそうですね。

 

シーズンが終わって、冷静に振り返り、書きたいこともたくさんあったのですが…。

 

そろそろ本格的に「我々はビッグクラブだ」という驕りを捨てなければならない時期が来たのかもしれません。

 

事態が好転することだけを祈っております。