対サンプドリア戦

ミランは代表ウィーク明けのコンディション問題も加味して、パケタやケシエがベンチスタート。中盤はビリア、バカヨコ、チャルハノールの組み合わせ。この試合でダービー敗戦を払拭しておかないと、という試合。

 

しかし前半開始1分もしないうちから、ドンナルンマのミスで失点。ただ、あまりドンナルンマを責める気にはなれない。

 

攻撃面では、普段中盤は固定メンバーなので、ポジション的にも新鮮な組み合わせであることも影響してなのか、いつも以上にビルドアップがヘタクソ。サンプドリアがそこまでラインを下げずに前から奪いにきている為、久しぶりにピョンテクにライン裏のスペースが出来ているが、そこまで運ぶことすら出来ない。結局ピョンテクは、この日もいつもと同じようにチーム構造の被害者に。

 

後半からはあまりにも酷すぎたR・ロドリゲスに代えてコンティ。カラブリアを左に。ラクサールがカラブリアよりも序列が低いというよりも、コンティを使いたかったのだと思う。

さらに後半20分くらいにスソに代えてクトローネ。この日のスソが特別良かったわけでもないが、スソのクロスからしかゴーム前にボールを送れていなかったのに(加えてサムカスは守備以外なにも貢献できていなかったのに)スソを下げたガットゥーゾ。クトローネ投入自体が悪手ではないものの、負けている時はとりあえずFWの枚数増やしておけ感がどうも…。

後半途中からパケタ投入で3-4-1-2のような形に変えたミラン。最初から3バックが頭にあったのであれば、ここまでの交代策も少しだけ理解はできる。まあ、理解ができるだけなのだが。

 

結局1点も奪えないまま敗戦。ダービー敗戦と代表ウィークを思いっきり引きずったまま、あっさりと負けてしまった。明日はウディネーゼ戦だが、3-4-1-2を試すみたいな話があるらしい。そもそもこの時期に、この順位で、またコロコロとシステムを変えてるようなチームではダメなのでは…と思ってしまう。ライバルチームが軒並み調子悪いので、とにかく4位以内でフィニッシュ。そして来季のことはCL出場権を確保してから考えていこう。監督人事含め。

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