セリエA第1節 サッスオーロ - インテル

今季からセリエ公式アカウントが新しくなって、スタメン発表などがよりシンプル(手抜き)になっています。

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サッスオーロはポリターノやアチェルビが移籍、ボアテングやロカテッリ加入などがあり、デ・ゼルビ新監督のもとでスタートを切ります。最近はアタランタの躍進がわりと取り上げられますが、その前まではサッスオーロがその枠でしたね。大好きなポリターノがインテルへ移籍してしまったので、あまり好きではないベラルディに頑張ってもらいたいです。

インテルはCLブランドを駆使して皆さんご存知のかなり良い補強をしています。が、この試合では左SBにダウベルトを起用してアサモアは2列目。ビッグクラブはワールドカップ組の影響で序盤はしんどいもんね…わかるわかる。(?)

サッスオーロのビルドアップ

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サッスオーロはGKから繋いでいく。GKと両CBとアンカーのマニャネッリで、イカルディラウタロに対して4対2の状況を作り出す。この時ポリターノはSBのロジェリオを気にしつつ、GKから展開された場合にはプレスに行ける距離を保つ。

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マニャネッリがボールを受けると、フリーになっているフェラーリに向かってポリターノがプレス。これでロジェリオはフリーに。フェラーリがポリターノを剥がして、ボールはロジェリオへ。

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ブラビアボアテングへのパスコース確保。ディ・フランチェスコはダンブロージオをピン止め。ロジェリオからトップのボアテングへと当てる。

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ボアテングはワンタッチでつり出されたCBの裏のスペースへボールを蹴る。ブラビアが中盤から飛び出し、逆サイドでベラルディも前線へ。

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一気にゴール前まで持っていき決定機。ダンカンも前線へと上がっていて厚みもある。自分たちのポジショニングで相手のポジショニングを動かし、ビルドアップを成功させる見事なポジショナルプレー。サッスオーロ、かなり面白い。

・ゴールシーン

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インテルのサイドからのクロスを拾ったサッスオーロ。しかしインテルは前線で取り切るつもり。サッスオーロはしっかりとダイヤモンドを形成、インテルのプレスを簡単に回避。

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すると、同時にカウンター発動。スイカ色のユニフォームを着た選手たちは一斉に飛び出していく。

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最後はPK獲得。そのPKをベラルディが決めサッスオーロが先制、それが決勝点となった。後半はしっかりとブロックを作りながら、インテルドリブラー連続投入にも耐え抜き、開幕節で見事にインテル相手に勝利を収めた。

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この試合で見せたサッスオーロのサッカーはとても魅力的で、個人的にも大好きなので、シーズン継続して取り組んでほしい。ロベルト・デ・ゼルビ監督のサッスオーロ、今季は注目クラブかもしれない。ちなみにロカテッリがスタメンを勝ち取るのは簡単ではなさそうだが、このチーム戦術に溶け込めれば、かなり良い成長が期待できそう。完全な贔屓目ではあるかもしれないけれども。