親善試合 ミラン - レアル・ベティス
A・シウバ、チャルハノール、ボヌッチらがスタメン。カラブリアとロカテッリもスタメン出場。モントリーヴォもスタメンだけど、キャプテンマークはボヌッチ。怪我しないでね。
後半22分、ファビアンのゴールでベティス先制
後半30分、A・シウバがPKを決めて同点
後半44分、サナブリアがPKを決めてベティス勝ち越し
試合終了。荒れた試合で怪我が心配だった。試合自体はつまらなかったけど、いろいろ見れたのでよかった。なによりロカテッリが素晴らしかった。昨シーズンまでのロカテッリだったらもう一列前で見たいと思っていたけど、クラヨーヴァ戦やベティス戦でのプレーを見ていると意識レベルから確実に成長しているし、明らかに"アンカーの選手"になりつつある。ディフェンス面でも良いプレーを見せていたし、確実に戦力になっている。改善すべき点は前から変わらず、プレー判断の悪さがたまに出るところ。安全に行かなければいけないところでリスキーなプレーを選択しがちなのは、若さゆえのところがあるが直したい。クトローネのブレイクも驚いたけど、ロカテッリの急成長もビックリだなあ。とても楽しみな選手ですね。ちなみにVARはやはり嫌ですね。
カラブリアも良かった。前半は右サイドバックとして攻撃的に、後半は左サイドバックとして昨シーズンのデ・シリオの役割をこなしていた。カラブリアはコンティと違ってディフェンス技術はそれなりにあるのに、彼もプレー判断が悪くて今日も軽率な飛び込みからピンチを招きかけた。それでもバランスの良い選手だし、ロカテッリのようにもう一段階成長を期待したい。
ボヌッチも良かった。ボヌッチのフィードという武器があることで相手の前プレを回避できるし、中盤を飛ばした攻撃の形もできる。それとゴール前での迫力がやはりすごい。おそらく正式にキャプテンになるだろうし、若いチームを引っ張ってほしい。
A・シウバは正直まだまだ。動き自体はそんなに悪くないけど、味方との連携もまだまだだったし、プレーの質も良くなかった。いきなり「エースストライカーとして結果も残せ」なんてことはまったく思ってないし、少しずつフィットしていけばいいけど、さすがに4000万€もかかってるんだから現時点で不安なのはあたりまえ。
次はELプレーオフですね。セリエ開幕もだんだんと近づいてきて、とても楽しみです。